2015年の医療施設調査結果


2016年9月6日、厚生労働省は、2015年の医療施設調査と病院報告の結果を公表した。全国の病院の数は8480施設で、前年と比べて13施設減少した。病院の病床数も計156万5968床(前年比2293床減)と減ったが、東京都や千葉県などでは増加。病院の病床数や平均患者数などで、都道府県格差が広がっていることが明らかとなった。

厚労省は、医療施設調査で医療機関の数や病床数、病院報告で患者数などを調べている。

同省が公表した昨年の調査結果によると、都道府県ごとの病院の数は、11都府県で前年と比べ増加。東京は6施設、埼玉と福岡は2施設ずつ増えた。一方、鹿児島(前年比4施設減)や北海道(3施設減)、岡山(同)など19道府県は減った。

また、病院の病床数は東京(1056床増)や千葉(574床増)、奈良(272床増)など11都府県で増え、北海道(825床減)や兵庫(393床減)など36道県で減少した。前年と変わらず、病院病床数が最も多いのは東京(12万8166床)、最も少ないのは鳥取(8706床)で、2都県の差は前年の11万8388床から11万9460床に広がった。

都道府県ごとの人口10万人当たりの病院病床数は22府県で増え、25都道県で減った。最多は高知の2521.8床、最少は神奈川の810.4床で、2県は前年も最多・最少だったが、2県の差は43.9床拡大した。

病院の一日平均在院患者数は125万5404人で、前年と比べ5777人減った。人口10万人当たりの都道府県別の一日平均在院患者数は11県で増え、36都道府県で減少。前年と同じく高知(2107.4人)が最多、神奈川(645.5人)が最少だったが、2県の差は33.2人広がった。

一方、病院の一日平均外来患者数も、前年の137万2114人から136万6693人に減少した。都道府県ごとの人口10万人当たり患者数は、17県で増えた一方、30都道府県で減った。前年と同じく高知(1745人)が最多、静岡(833.7人)が最少で、2県の差は17.7人拡大した。

昨年の有床診療所(歯科医業のみを行う診療所を除く)の数は、前年と比べ394施設減り、7961施設だった。有床診の施設数は減少傾向が続いていたが、8000施設を割り込んだ。

一方、病床を持たない無床診療所は9万3034施設で、前年と比べ928施設増えている。

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