外国人患者対応の医療通訳確保は喫緊の課題


2015年に2000万人を超えた訪日外国人、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けては4000万人の訪日外国人を目指している。こうした訪日・在日外国人の増加を受け、外国人患者の受け入れ体制を整備する必要性が高まっている。しかし、医師や医療スタッフが「多言語」「医療用語」の2つの言葉の壁を越えて、外国人患者の診察をする体制は、まだ整っていない。
 

医療現場に言語に堪能な専属の職員を配置するか、一般社団法人ジェイ・アイ・ジー・エイチが運営する「mediPhone」(以下、メディフォン)などの医療通訳者を活用するかの択一となる。
【mediPhone】
  

突然外国人患者が来院したとき、外国人患者と医師、医療スタッフを電話医療通訳で結ぶ方式で、10の言語(英語・中国語・韓国語・ベトナム語・ヒンディー語・ロシア語・ポルトガル語・スペイン語・タイ語等)に対応している。英語・中国語・韓国語は24時間、その他は毎日8:30~24:00まで。
事前に登録をした医療機関は、事前予約なしで通訳が必要な時に普段使っている電話(固定・携帯・PHS)からかけるだけで、いつでも利用できるシステムとなっている。
 

登録電話番号から電話をかけると、医療通訳者とつながり、患者と受話器を受け渡しながら、通訳を利用する。
 

医療機関が、患者へ通訳料の請求を行うことも可能で、診察明細書の「療養の給付と直接関係ないサービス等」項目で請求する。メディフォンからは、翌月に月額料金等を医療機関に請求される。

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