デング熱の専門医療機関


日本感染症学会は、デング熱などの蚊媒介感染症の外来受診や相談への対応を行う専門医療機関のリストを公開した。デング熱をめぐっては、昨年夏に約70年ぶりに国内感染の患者が発生し、東京都内を中心に約160人の患者が報告されており、国内発生に対する予防対策や診療体制の整備の必要性が指摘されていた。こうした状況を踏まえ、同学会は、蚊媒介感染症が疑われる患者の診断や治療を円滑に実施するため、専門医療機関のネットワークを構築し、そのリストを公開した。リストには、青森と山梨、和歌山の3県を除く44都道府県の専門医療機関を明記し、特記事項に「軽症者のみ対応」や「重症のみ受け入れ」、「重症は他院に搬送予定」といった記載もしている。

同学会は今後、患者が最初に受診する一次医療機関で、国内発生のデング熱の疑い患者を診察する機会が増えると予想している。今後、「一次医療機関が専門医療機関に、患者の受け入れ等について相談する体制が必要」としている。

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