注射薬の必要量の求め方


注射薬処方箋には、注射薬名、投与量、投与時刻、投与回数、投与時間間隔、投与方法(静脈・筋肉・皮下・皮内)などが記載される。

この中で間違いやすいのが投与量である。

1A(アンプル)/回、1V(バイアル)/回などの指示は分かりやすいが、投与量○○mg/回などの指示は、薬液瓶やアンプルの全量投与でないかぎりは、投与量を計算しなければならない。

薬液に溶けている溶質(薬効成分)と溶質が溶け込んでいる溶媒の量により投与量を決定することになる。

たとえば、2mℓに5mgの薬量が含まれている注射薬を3mg皮下注射するように指示が出たとする。

何mℓを注射器(シリンジ)に吸引して投与すればよいかを以下の計算式で求める。

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●求める注射液の必要量=(薬液の量mℓ×指示量mg)/全溶液量mg

先の注射の指示にあてはめると、X=(2×3)÷ 5=1.2となり、1.2mℓをシリンジで吸引し、皮下に投与することになる。

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式の考え方は、2mℓに5mgが溶解している中から3mg投与するのであるから、2:5=X:3となる。5X=6だから、x=6/5となる。

インシデントやアクシデントでは、過量投与や過少投与の原因となる。

慎重に間違いのないように準備をしなければ微量で生命に関わる薬品もある。

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