看護師4人が結核発病


昨年9月から咳をしていた20歳代の国立病院機構千葉医療センタ-の女性看護師から6月10日に結核菌を検出し、発病していたことが判明した。

看護師と関わりのある医師や看護師など54名を検査したところ13名が感染し、そのうち20歳代の女性看護師3人が結核を発病していた。

昨年9月から結核の症状があった女性看護師の勤務する病棟で接触した入院患者と発病した3人の看護師と接触のあった入院患者692人に対しても「結核の感染検査を行う」としている。

近年、結核に精通する専門医が少ないこともあって、結核感染の判断が遅いことやこの看護師のように「マイコプラズマ肺炎」との診断(誤診)・治療により対応が遅れ、感染が拡大することが多い。 

結核菌は、グラム陽性菌(グラム染色により紺青色あるいは紫色に染色される細菌で、外膜を持たない、厚い細胞壁ペプチドグリカン層があることが特徴)で、酸素を好み(好気性)、細胞の形状が細長い棒状または円筒状(桿菌)であり、長さ(1~4ミクロン:0.001~0.004mm)、幅(0.3~0.6ミクロン:0.0003-0.0006mm)で、細胞の分裂時間が10~15時間(大腸菌:20分)のため増殖が遅く、感染をして発病まで6ヶ月以上かかる。

結核菌は世界中に分布し毎年300万人が死亡している。

微熱や咳・痰などの風邪症状が2週間以上継続する場合は「結核」を疑って対応する。

空気を介して感染が拡大するのでマスクの着用、手荒い、病室の換気は必須となる。医療従事者が自分の身を守れなければ患者を守ることはできない。

結核菌
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