日別アーカイブ: 2014年3月27日

夏バテ

夏バテは、暑さによる自律神経系の調節が乱れ、それに起因して様々な症状が現れる状態をいう。

人間の体は、体温を一定に保とうとする(ホメオスターシス:恒常性)働きがある。

高温・多湿の夏場では、自律神経の働きにより汗をかいたり、血管を広げたりして体温を逃がそうとする(放散)。

こうした状況はエネルギーを消費し、自律神経にかなりの負担がかかる。

通常は負担に耐えることができるが、負担が強い場合や、長引いたりすると体に溜まった熱を外に出すことが出来なくなる。

エネルギーの消耗による体力低下・全身倦怠感、体熱の上昇による食欲不振・思考力低下、食物の不消化による下痢、水分不足による便秘などいわゆる「夏やせ」と呼ばれる症状が出現する。

近年は、冷房環境下と外気温の急激な変化により自律神経のバランスを崩してしまうことが多い。

不快によるストレスや冷房による冷え、睡眠不足なども原因となる。

「夏バテ」という名称から夏のみの病気であると思われがちだが、気候の変化が激しい梅雨や初夏にも起こる。

夏バテの予防には十分な休養と栄養補給を行い体を休めることが大切である。

ビタミンやタンパク質の不足も夏バテを招くため、食事は豚肉や大豆・魚、野菜など色々な食品をバランスよく摂り、冷えを増長する冷たいものは控えて暖かいお茶などを飲むようにすると効果的である。

特に水分補給が重要で、夏場は軽い作業でも1日2~3ℓの汗をかくため、意識的に水分を取るようする。

冷房を入れる際は、室温と外気の差を5℃以内にし負担をかけないようにする。

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