日別アーカイブ: 2014年3月19日

就業看護師100万人突破

厚生労働省が7月24日に発表した2年に一度行われている医療従事者届(12月31日現在で医療機関に勤めている者が提出する書類)の「2012年衛生行政報告(結果)」で、2012年末時点の就業看護師数は101万5744人で、10年の前回調査時から6万3021人増加した。

集計を始めた1982年以降、初めて100万人の大台を超えた。

就業看護師を年代別に見ると、35-39歳が16万2961人(16.0%)で最も多く、30-34歳が15万282人(14.8%)、40-44歳が14万4616人(14.2%)、25-29歳が14万1931人(14.0%)と続く。

前回と比べると、35歳以上の各年代で増加した一方、30-34歳(4784人減)と25-29歳(3626人減)、25歳未満(3565人減)では減少しているが、年齢別の増加の理由は色々と考えられる。

一番は2010年・2011年に33~37歳の看護師の離職者が少なかったことを考える。

また全体数としては2010年の国家試験合格者は47,340人、2011年の国家試験合格者は49,699人で2年で97,688人増えているにもかかわらず630,021人の増加は新卒業生の64.5%しか就職していないことを表してあり、手放しで喜べる数値ではない。

いずれにしても不景気になると看護師は辞めないといわれているからしばらくは大丈夫!? 

そのほか、子育てが一段落し潜在看護師が復帰をしたり、35歳以上の新卒看護師で社会人経験者が多く卒業したことなどが考えられ、年齢区分による分類より看護師経験年数による区分のほうが役に立つ。

都道府県別の就業看護師数は、最も多いのが東京(9万336人)で、大阪(6万4182人)、神奈川(5万6674人)の順で、少ないのは鳥取(5914人)、山梨(6987人)、島根(7513人)の順である。

人口10万人当たりでは、全国平均が796.6人で、最多は高知の1222.9人。

次いで鹿児島(1140.5人)、長崎(1111.2人)で、最少の埼玉(528.4人)や千葉(572.0人)は、高知の半分を下回った。

看護師の人口比を是正するには看護師を増やすか人口を減らすしか方法はない。

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