日別アーカイブ: 2014年3月15日

炎症の徴候と発生理由

体の至る部位で発症する可能性がある炎症は、感染や外傷・熱傷、アレルギー反応によって引き起こされる体の防衛反応である。

発赤(rubor)・熱感(calor)・腫脹(tumor)・疼痛(dolor)は、「炎症の4徴候」として有名であり、1858年に機能障害がルドルフ・ルートヴィヒ・カール・ウィルヒョーによって炎症の定義に加えられ炎症の第五番目の徴候になった。

関節炎で関節機能が不十分でADLに障害が出たり、歯肉炎や歯髄炎で咀嚼ができないという機能障害を思い浮かべると、第五徴候の追加もうなづける。

症状の発生するメカニズムとして、発赤や熱感は、炎症部位の血管が拡張し、血流が増加することにより引き起こされ、腫脹や疼痛は血管透過性が亢進して血漿や白血球が血管壁より滲出(しみでる)して浮腫ができたり、内因性発痛物質(リポ蛋白など)が出現して症状が発生する。

炎症の分類として、3~7日以内の炎症を急性炎症、7~8日以上の炎症を慢性炎症に分けている。状態により抗炎症薬の投与が必要になる。

炎症の5徴候が出現
 ・発赤
 ・機能障害:腕が上がらない。
 ・腫脹
 ・熱感
 ・疼痛 
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