日別アーカイブ: 2014年3月10日

病院も倒産する -施設選びは慎重に-

2000年~2012年の医療機関の倒産件数は437件(病院100件、診療所202件、歯科医院135件)、老人福祉事業者の倒産は164件で、2012年は医療機関37件(病院3件、歯科医院15件、診療所が19件)、老人福祉事業者が29件である。

倒産態様別の累計では、診療所(170件、構成比84.2%)、歯科医院(112件、同83.0%)、老人福祉事業者(141件、同86.0%)の8割超が「破産」となっている。病院では45件(構成比45.0%)が破産している。

負債規模別では、病院の10億円~30億円未満がもっとも多く、40件(構成比40.0%)、歯科医院では1億円未満がもっとも多く、77件(同57%)、老人福祉事業者では、1億円未満がもっとも多く、115件(同70.1%)である。

負債額の多い年別では、2007年の病院(369億4000万円:18件;一件当たり20億5222万円)、2010年の診療所(129億5400万円:16件;一件当たり8億963万円)、歯科医院(31億4200万円:12件;一件当たり2億6183万円)、2008年の老人福祉事業者(78億9300万円:26件;一件当たり3億358万円)である。

業歴別(設立から倒産までの期間)では、病院は30年以上(38件、構成比38%)が、診療所は5~10年未満(40件、同19.8%)が、歯科医院は10~15年未満(36件、同26.7%)が、老人福祉事業者は5~10年未満(70件、同32.7%)がもっとも多い。

医療施設数は、2002年の病院(9,187)が2011年(8,605)と推移している。

同じく診療所は94,819が99,547に、歯科医院は、65,073が68,156に推移し病院以外は増加している。

看護師としての一歩を歩み出す皆さんは倒産しない施設選びも視野に入れて検討する必要がある。

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